イケてる30代を目指すIT社員の雑記

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【映画から学ぶ】これからの働き方はオーシャンズ11のような”チーム”が求められる?

こんにちは。

今日は、昨晩、ある僕が大好きな映画を久々にみました。改めてみるとその映画から学びがあったなーと思い、アウトプットしてみようと思います。

その映画とは、オーシャンズ11という映画です!ご存知の方も多いと思いますが、名作ですね。まだみていない!という方がもしいたら、ぜひみてみてください!そして、もうみたよ、という方もぜひもう一度みてみてください!アマゾンプライムに加入していれば、無料でみれます!ちなみに僕は好きすぎてDVD買いました。

僕がオーシャンズ11をみて、学んだことはこれからはオーシャンズ11のような”チーム”で働く時代が来るということです。学生の方はなかなか社会人になってからの働くイメージがまだ持ちづらいかなと思いますが、本記事で社会人になって、チームで働くとはどういうことは?のイメージを持ってもらえたら幸いかなと思います。

<目次>

オーシャンズ11ってどんな映画?

②これから求められるのは”チーム”での働き方!

③チームでの経験は徹底的に言語化し、アピールすべき!

④終わりに

 

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オーシャンズ11ってどんな映画?

まず、オーシャンズ11に置ける”チーム”について語る前に、この映画をまだみていない方のためにどのような映画なのか?を簡単にお伝えしようと思います。以下ウィキペディアを引用します。

オーシャンズ11』(オーシャンズ・イレブン、原題: Ocean's Eleven)は2001年アメリカ映画。主人公ダニー・オーシャン率いる11人の犯罪スペシャリスト集団が、ラスベガス三大カジノの金庫室にある1億6000万ドル以上の現金を狙うケイパー映画フランク・シナトラが主人公を務めた1960年の映画『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク作品。監督はスティーブン・ソダーバーグ。主演はジョージ・クルーニーブラッド・ピットほかハリウッドを代表する豪華俳優が多数出演した。

まず、なんと言っても出演俳優が豪華ジョージ・クルーニーブラッド・ピットをはじめ、ジュリア・ロバーツマット・デイモンも出演しています!この時点で絶対面白いですよね。

出演者が豪華な点も魅力的な映画なのですが、個人的にこの映画の魅力は以下2点になるかなと思います。

・ダニー・オーシャンのリーダーシップ

・11人の犯罪スペシャリスト集団のチームワークと圧倒的なパフォーマンス

1つ1つ説明していきますね。

<ダニー・オーシャンの緻密な段取り力>

詳細を書くとネタバレになってしまうので書きませんが、ダニーの目的達成に向けた段取りの力がすごい。ダニーの目的は、実は、カジノから大金を盗むことではないんですよね。すでに映画を見た方はお判りいただけるかと思いますが。

ダニーは、泥棒として優れた企画屋なのですが、段取りが完璧です。全て計画通りに物事が進む感じがたまりません。僕も現実の仕事でダニーのようにプロジェクトでの仕事を段取り、完璧にこなしたいな、と思う今日この頃でした。

 

<11人の犯罪スペシャリスト集団のチームワークと圧倒的なパフォーマンス>

 タイトルの通り、この映画には、11人の犯罪スペシャリストが登場し、力を合わせて世界最大規模のカジノのお金を奪うことになるのですが、この11人の個人のパフォーマンスの高さとチームワークがすごい。

11人はそれぞれ突出した専門性があります。とても緻密で完璧な計画を立てられる企画屋のダニーがいて、なんでもマルチにこなし、リーダーシップが強いラスティ。そして、スリの達人、話術の達人、爆破の達人、演舞の達人、エンジニアリングの達人、そして金儲けの達人。

これらの専門性を持ったメンバー1人1人が完璧に仕事をこなし、かつチームワークを完璧だからこそ、難攻不落と言われたカジノに挑戦することができたのです。

このチーム内のメンバーが全員何かしらの専門家であることって、最近話題のジョブ型雇用や副業などを指しているように思えてなりません。オーシャンズ11の前身となる映画は1960年に公開されているので、その時から今のようなジョブ型雇用、副業はアメリカでは当たり前だったのかもしれませんね。(監督は、そこまで映画の内容と雇用について紐付ける気はなかったかもしれませんが。)

 

②これから求められるのは”チーム”での働き方!

僕がオーシャンズ11から学べたなと思ったのは、何を隠そう上記に魅力として書いたチームについてです。

特に、本記事では、オーシャンズ11における11人の犯罪スペシャリストのチームワークから何を学びとれるか?について言語化していこうと思います。

<これからはグループではなく、チームの時代>

組織行動学という学問があることをご存知でしょうか。引用しますね。

「組織行動論」とは、企業の業績や生産性に影響を与える行動を3つに分類(個人行動、集団行動、組織行動)して研究する、経営学の分野のひとつである。3つそれぞれの領域にはテーマがあり、さまざまな理論から成り立っている。 

<出どころ>

組織行動論 | 識学総研

 大事な部分は、企業の業績や生産性に影響を与える行動を3つに分類し、研究している学問であるということです。そして、3つに分類している中で、集団行動にセグメントされているのがチームという概念です。

つまり、生産性高いパフォーマンスを発揮するために、学術的にもてチームの意義が強調されているということです。

ちなみに、組織行動学では、似た概念であるグループとチームの違いを以下のように定義してます。

グループは、メンバーが各自の責任分野内で業務を遂行するのを互いに助け合う目的で、主として情報を共有し意思決定を下すためにお互い交流するものである。

一方チームは、協調を通じて、プラスの相乗効果(シナジー)を生む。個々人の努力は、個々の投入量の総和よりも高い業績水準をもたらすものである

<出どころ>『組織行動のマネジメント』

つまり、グループは、情報共有を目標にするものに対して、チームは集団的な業績構築を目標とする、というゴールの違いが前提にあります。 

<これから求められるチームの形とは?また個人に必要なスキルとは?>

 では、そのようなチームが今社会で求められているのか?この問いも組織行動学の研究に答えを求めたいと思います。

組織行動学に置いて、世界で最も読まれている『組織行動のマネジメント』には、優れたチームの要因分析の結果がまとめられている。

①チームを効果的にする資源とその他基盤の影響

②チームの構成

③職務設計

④チームの自信感を左右する上記内容を反映したプロセス変数

特に、②のチーム構成をさらに分解すると、

・メンバーの能力

・パーソナリティ

・役割の割り当て

・多様性

・チームの規模

・メンバーの柔軟性

・メンバーの嗜好性

となる。学術的な感じになってしまい、恐縮ですが、大切なのは、メンバーの能力についてです。チームにて、シナジーを生み、高い成果を上げるために、どのような能力が個人で求められるのか。

『組織マネジメント』では、3つのスキルが必要と定義されてます。

①技術的な専門能力を備えた人材

②問題を特定し、選択肢を考案・評価し、適切な選択を行うことのできる問題解決・意思決定に長けた人材

③人の話を良く聞き、フィードバックを行う、コンフリクトを解決するといった対人能力を備えた人材

 

③チームでの経験は徹底的に言語化し、アピールすべき!

これからはチームで働く時代になる!と上記でお伝えしてきましたが、それを踏まえ、就活の面接で学生の皆様が何をアピールすべきか?を最後に書いていこうと思います。

結論、部活動の経験がある方は、徹底的にチームでの経験を言語化し、アピールすべきだと思います。特に集団競技の部活をやられていた方はなおさらですね。サッカーとが、野球とは、バスケットボールとかですかね。

なんで、部活での経験をアピールすべきなのかというと、これからは、チームでの働き方がより求められるからです。そのままです。

問題は、どうアピールするかですね。部活動をやっていた人は大勢いるわけですから。かつ全国優勝!や全国大会出場!みたいな華やかな成績を納めた、という方もごく一握り方かと思います。

 単純に前章で示唆したチームに置いて、個人として必要な以下3つのどの能力をつけたのか、学びがあったのかを伝えれば良いのではないでしょうか。以下再掲です。 

『組織マネジメント』では、3つのスキルが必要と定義されている。

①技術的な専門能力を備えた人材

②問題を特定し、選択肢を考案・評価し、適切な選択を行うことのできる問題解決・意思決定に長けた人材

③人の話を良く聞き、フィードバックを行う、コンフリクトを解決するといった対人能力を備えた人材

 僕は、中高と強豪校のサッカー部にいましたが、サッカーの技術が高いプレイヤーではなかったです。なので①ではないですね。中学校の時は、キャプテンをやっていたので、チームを1つにまとめるために意思決定をする経験をしました。②ですね。またキャプテンとして、チームメンバー一人一人とコミュニケーションを取り、全国1位に向けてチームを1つにまとめるという経験は③に当てはまると思います。

つまり、僕はサッカーという経験から②③の能力を磨くことができる経験をしているわけです。あとは、経験から②③の能力がついたと思える瞬間はあるか?を自問自答すれば良いと思います。

経験はしたが、結局能力ついてないな、というのもある種自己分析の結論としてありかなと思います。

 

④終わりに

 本日、オーシャンズ11という名作映画を引き合いにチームで働くということについて書いてきました。社会にでると1人で働くことよりも(もちろん職種や仕事内容によっては1人の方が効率的なケースはありますが)チームで働き、1人でだす成果よりも高い成果をだすことが求められます。なので、チームで働くとはどういうことなのか?の持論を学生のうちから持っておくと社会人になってから、より早い成長につながるかと思います。

チームに関する本としては、以下2つがわかりやすかったので、時間があればぜひ読んでみて、チームとして働くことの解像度をあげていただけたらと思います。